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デワスギのワヤンベベル制作のいきさつ


デワスギは、バリ島の伝統的技法にオリジナル技法を加えて、独自の世界を描きます。
テーマやモチーフは、バリ島に伝わる神話や宗教観や生活習慣が用いられます。
神話を描くうち、そのキャンパスは縦へ横へと拡がってゆき、やがて壁画のような長さにまでなりました。

ちょうどその頃、大阪の文楽劇場で文楽を鑑賞し、物語・人形遣い・音楽にとても感銘を受けました。
偶然にもその時、会場のホールで、当日公演された物語の絵巻物が展示されていて、それを見たデワスギは、絵巻物に大変感銘を受けると同時に、このスタイルを用いれば、神話の一部だけでなく、すべてを描くことができる。と思いつきました。


バリに戻り、横に長い絵巻物の制作に入ります。
絵のテーマとして、古代ジャワで作られた物語を調べるうちに、ジャワ島にも絵巻物スタイルの絵画・ワヤンベベルというものが存在していたことを知ります。
このワヤンベベルは、ワヤンクリット(影絵芝居)のように、ダラン(語り手)と音楽と合わせて公演されていたことを知ります。

デワスギは音楽一家での次男であり、本人も演奏家です。
父親や他の兄弟達は音楽家であり、それぞれ現代に生きる音楽を作り、演奏しています。
兄弟が集まれば芸術論に花が咲き、ワヤンベベルの話になり、デワスギの絵巻、デワブラタの音楽、共同制作で、新ワヤンベベルを作ろう!
ということで、このプロジェクトが始まりました。2007年秋のことでした。


写真は、初期の作品です。

wali.jpg




デワスギは絵巻物の制作を続けて、場面と場面の境などは、日本の絵巻物の手法を参考にして、約4年の歳月を経て、一巻は幅1m・長さ3mの絵巻物を十巻完成させました。

第一作は、古代ジャワ抒情詩「スタソマ物語」をテーマに用いました。
この物語は仏教の教えが基になっていることなどから、ジャワ島では広められず、バリ島へ渡り、大変有名なお話になっています。
現在、第二作目の考案中です。
二作目は、日本の「南総里美八犬伝」をテーマにします

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プロフィール

Project  Wayang-Beber

Author:Project Wayang-Beber
バリ島伝統絵画家dewasugiによって描かれた、全長30m​の物語絵巻を基に、バリ伝統音楽や語りや踊りをはじめ、様々な芸術とのコラボレーション公演を行う楽団です。公演情報や作者デワスギの情報などの記録です。

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